留学生の活躍
【2016年~2020年までの歌劇場のオーデション】
パレルモマッシモ歌劇場にて門下生のバリトン伊藤友祐さん(26歳)が合格しました。
参加者は合計17人の現役のイタリア人歌手たち。その中で伊藤さんを含む3名が合格しました。
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2019年3月 東洋が歌う、弾くベッリーニ
先日のコンサートの批評。(歌劇場批評家)
お題 「東洋が歌う、弾くベッリーニ」
最近ではヨーロッパ人さえ滑稽な伝記的表現になりがちなこのベッリーニとドニゼッテイをこの日本人歌手たちは 、
若いながらも眼差し 目線、作曲家と台本に忠実な感情 、音楽表現(‼️)高レベルな磨きのかかった声によって繊細に打ち出されていた。
歌い手の眼差しの奥に台本作家と作曲家の意図と感情が交錯し 奥深い表現をこの小さなサロンでは手に取るように感じ取ることができた。(要約)
なんとまあ嬉しいお言葉を頂きました。
台本=言葉=発語/発音=ベルカントの技術(決して吠えないコントロール)=作曲家が意図する音楽表現
これらは全て繋がっていてどれをも欠かす事が出来ないという私たちのモットーをみんな全力で頑張ってくれた結果だと思います。
< 新聞記事から >
歌劇場のリハーサル風景
留学生には可能な限り、歌劇場のリハーサルを見学出来るよう手配しています。イタリア現地の歌劇場がどういう風に舞台を作っていくのか、歌手はコレペテイとどういった勉強をするのか、プロの仕事を実際に自分の目でみて体験する事はとても良い経験となります。
ギリシャ劇場
シチリアには、世界的に有名な高級リゾート地「タオルミーナ」があります。タオルミーナにあるこのギリシャ劇場は、毎年、世界のVIPが集まる映画祭、そして数演目のオペラが上演されます。陽が落ちたときがオペラの幕開け。なんともロマンティック。昨年は、リゴレット、カヴァレリア・ルステイカーナなどでした。声楽留学生の皆さんとリゴレット鑑賞。2年前のノルマは、日本人声楽留学生も合唱として舞台にたちました。