短期・長期留学
まず、なんのために留学するのでしょう?
日本で学べる事に限界があり本場の指導を仰ぎたいから、、、
自分が師事したい先生が海外にいるから、、、、
ヨーロッパ音楽を学ぶにはやはりその地で色々な事を感じ、学びたいから、、、、
できれば本場のコンクールも挑戦したい、、、、
色々あると思いますが、まずは【学ぶこと】これが一番であるはずです。
年間何百人といる留学遊民にならぬようまずは自分にあった先生を自分の目と耳で探すべきです。
【1週間、2週間】
宣伝や口コミでまずは1週間のトライアル。留学する時間はないけれど短期間でも何かを学びたい。
マスタークラスの感覚での受講。
【1ヶ月】
よい先生かどうか、自分に合う先生かどうかを試すための1ヶ月レッスン。自分にあうかどうか、これから
この先生に師事するかどうかを見極める期間。もしくはバカンス時期の集中レッスン。(7、8、12月)
【3ヶ月】
長期留学する事を前提とし、その準備期間。
なんにせよ留学するにあたって一番大切なのは師事する先生。国でも都市でも先輩がいる街でもありません。
自分がこの先生に師事したいと思う先生のところへいくべきです。
しかし、そう簡単に見つかる訳ではありません。
大都市ならばいい先生が多いだろう、というのは日本ならそうかもしれません。
しかしヨーロッパの場合はキャリアが終わった先生たちは自分の故郷へ帰る事が多いのです。
またコンセルの先生の80%は舞台経験がありません。
なのでコンセルは滞在許可と歌以外の教養を高めるためと割り切らないといけません。
当協会ではいきなりの留学ではなく、トライアルレッスンをお勧めしています。
先生が見つからないまま留学し、先生探しに2、3年も費やしてしまった。
または紹介された先生が自分には合わないのにやめづらくて疑問をもちながらも続けている、
こういった事例は沢山あります。
留学とは時間もお金もかかるものです。無駄になる経験なんてないと良く言いますが、
期限のある留学ならできる限り無駄なく有意義に過ごすべきです。
留学とは学ぶこと。そしてその学びに実がなったら自分の力を試せる場にいけばいい。
学びにきたのか自分を試しにきたのかを混同すると時間の無駄になります。
コンクールなどに挑戦するということは、すでに歌劇場で歌える実力を備えているという事です。
(勝利を求めるならばですが)
歌劇場のリハーサル風景
声楽留学生には可能な限り、歌劇場のリハーサルを見学出来るよう手配しています。
現地の歌劇場がどういう風に舞台を作っていくのか、歌手はコレペテイとどういった勉強をするのか、プロの仕事を実際に自分の目でみて体験する事はとても良い経験となります。
ギリシャ劇場
シチリアには世界的に有名な高級リゾート地「タオルミーナ」があります。ドイツの文豪ゲーテもこの風景なくしてはイタリアは語れないといった有名な絶景スポットがあります。
それは町の中心から坂を5分ほど登った高台にある ギリシャ劇場から見渡す一面の海とエトナ山。
このギリシャ劇場は毎年様々なイベント、世界のVIPが集まる映画祭、そして数演目のオペラが上演されます。陽が落ちたときがオペラの幕開け。
なんともロマンティック。昨年は、リゴレット、カヴァレリア・ルステイカーナ、パリアッチ、カルミナブラーナでした。声楽留学生の皆さんをつれてリゴレット鑑賞。2年前のノルマは日本人声楽留学生も合唱としてこの舞台に立ちました。
ベッリーニ歌劇場にて。。。。
カターニア声楽留学生にとってすばらしい体験となったベッリーニ歌劇場公演 ヴェルデイ作曲
オペラ【ステイッフェーリオ】マエストロ コスタンツオが自分の地元歌劇場で出演、同胞であるバリトン 上江隼人さんの出演。
コスタンツオ氏の生徒さんは殆どリハーサルから毎日歌劇場に通い詰め、大先輩である上江さんからもアドバイスを受けることができた。
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短期留学(1週間から3ヶ月まで)
★滞在方法
1) マエストロ宅ホームステイ 当ホームページ参照【マエストロ宅ホームステイ集中レッスン!】
2) B&B 35〜50€/泊 朝食込み
3) 短期アパート(700€〜1ヶ月から)
★ レッスン
ホームステイレッスンの場合は当ホームページ参照【マエストロ宅ホームステイ集中レッスン!】
通いの場合の例;1ヶ月~3ヶ月の場合→週3回、3ヶ月以上→週2回
(初期のレッスンはできるだけ多くのパズル(メソッド)を受け入れる時期であり、体得させるジムのような期間なので、できるだけ数をこなし、徐々に減らしていくというのが理想です。)
★歌劇場コレペテイレッスン希望
マエストロのレッスン後、コレペテイレッスン希望の方はマエストロの紹介でコレペテイレッスン受講も可能
長期留学(1年~)
- 語学学校バビロニア
入学申し込み→入学金支払い→入学許可証→ヴィザ発行(この手続きに約1ヶ月〜1ヶ月半)
バビロニア2014年度入学金6950€(1人)2人の場合は半額。 - 音楽院Istituto Vincenzo Bellini
外国人枠希望届け(現地にて)→イタリア文化会館にて語学試験→入学試験ヴィザ発行→
音楽院入学試験(ほとんど形式です)→入学
- 歌劇場オーケストラ団員や合唱団員が大家の歌劇場近くのワンルーム物件(390ユーロ~700ユーロ/月)
- 普通大学の学生とのルームシェア 歌劇場から徒歩10分程度の物件(200ユーロ~250ユーロ/月)
★一年、声楽留学中に歌劇場シーズンで5演目のオペラのリハーサルを見学できる。
短期留学・長期留学の費用については、ご質問をいただけましたらご返信をいたします。
歌劇場のリハーサル風景
留学生には可能な限り、歌劇場のリハーサルを見学出来るよう手配しています。イタリア現地の歌劇場がどういう風に舞台を作っていくのか、歌手はコレペテイとどういった勉強をするのか、プロの仕事を実際に自分の目でみて体験する事はとても良い経験となります。
ギリシャ劇場
シチリアには、世界的に有名な高級リゾート地「タオルミーナ」があります。タオルミーナにあるこのギリシャ劇場は、毎年、世界のVIPが集まる映画祭、そして数演目のオペラが上演されます。陽が落ちたときがオペラの幕開け。なんともロマンティック。昨年は、リゴレット、カヴァレリア・ルステイカーナなどでした。声楽留学生の皆さんとリゴレット鑑賞。2年前のノルマは、日本人声楽留学生も合唱として舞台にたちました。